2011年12月25日

聯合艦隊司令長官 山本五十六 −太平洋戦争70年目の真実

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今日はいつもと少し趣向を変えて、映画の感想など述べてみたいと思いますw
政治ブログとしてご訪問くださっている方には、申し訳ありませんが、お付き合いいただければと思います。

タイトル
【聯合艦隊司令長官 山本五十六 −太平洋戦争70年目の真実】

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『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』予告編


解説: 真珠湾攻撃によって自ら開戦の火ぶたを切って落とす一方、誰よりも戦争に反対し続けた連合艦隊司令長官・山本五十六の実像を描くヒューマン大作。監督は、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出。山本五十六を日本映画界を代表する名優・役所広司が演じ、海軍大臣・米内光政役の柄本明、軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、新聞記者役の玉木宏ら豪華俳優陣が脇を固める。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描く注目の一作だ。(シネマトゥデイ)

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あらすじ: 昭和14年夏。日独伊三国軍事同盟をめぐり、締結を強く主張する陸軍だけではなく、国民の大半も同盟に希望を見いだしていた。そんな中、海軍次官の山本五十六(役所広司)、海軍大臣の米内光政(柄本明)、軍務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、陸軍の圧力や世論にも信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続ける。しかし、第2次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)し……。(シネマトゥデイ)


キャスト

役所広司
柄本明、柳葉敏郎、
阿部寛、吉田栄作、椎名桔平、五十嵐隼士、坂東三津五郎、
原田美枝子、伊武雅刀、宮本信子、
玉木宏、香川照之、瀬戸朝香、田中麗奈、益岡徹、袴田吉彦

【山本五十六の人となりに焦点を当てた良作】

評価☆☆☆☆

今日は、23日から公開が始まった、聯合艦隊司令長官 山本五十六 −太平洋戦争70年目の真実を鑑賞してきました。

原作が、あの左翼的発言の多い半藤利一ということで、内容に少し不安があったのですが、その辺は心配していた戦前、戦中の日本と軍部は悪。
といった描かれ方ではなく、淡々と山本五十六という人物にスポットを当てた内容となっており、変に気を揉む出来ではなかったので良かったです。

山本五十六については、肯定的な評価と否定的な評価とあるようですが、この作品は、山本五十六を主役としているだけあり、肯定的評価から見た角度で描かれています。
私も山本五十六という人物については、

若き部下が戦死すると、都度号泣した。

戦死した部下の名前や出生地、日時など一人一人手帳に書き留め常に読み返していた。

アメリカとの国力の差を十分に承知しており、対米戦には反対派だった。
戦闘機による航空戦が主体となり、戦艦は海戦の主力にはならず、大和や武蔵の建造に関して、あまり乗り気ではなかった。

等、その情の厚い人柄や先見の明の高さに良い印象を持っており、どちらかというと肯定派ですw

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なので、日独伊三国同盟締結や対米戦に、断固反対する姿。

自分の意志とは裏腹に、対米戦の火蓋を自ら切っておとさなければならなかった矛盾に対する葛藤。

山本五十六の苦悩に、共感する部分は沢山ありました。

特に、開戦が決定的となった後の食卓で、いつも魚の身を取り分けて子ども達に食べさせてやる煩悩な父親である五十六が、母親の準備した鯛に最後まで手をつけなかったシーンには五十六の胸の内が痛い程伝わり、泣けてきました。

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また、当時の陸軍や海軍内部での対立にも触れられており、特に海軍内部での対立が後のミッドウェー海戦での敗北につながっていく様は、わかりやすく描かれていたと思います。

ただ、対立の構図をわかりやすくする為、南雲忠一を一方的な悪という描き方には異議がありましたが…。

反面、私の尊敬する人物の一人、山口多聞を出番は少なく実際の人物像とはイメージが違う印象だったのですが、阿部寛が熱演しており、ミッドウェー海戦での空母飛龍の善戦と艦と運命を共にした多聞の最後がしっかりと描かれているのが良かったです。


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今回は、戦闘シーンはあくまで脇役であるのですが、空母赤城から飛び立つ零戦、真珠湾のアメリカ太平洋艦隊に対する爆撃シーン、ミッドウェー海戦で炎上する日本の空母群、大海原を往く長門や大和、連合艦隊の雄姿、など恐らく低予算だったと思われる中、特撮とCGを駆使したよく頑張った出来になっていたと思います。

それから、当時開戦へと世論を煽ったマスコミと、それを熱狂的に支持した国民の姿にもスポットが当てられており、当時軍部だけが暴走して始まった侵略戦争、という描き方ではないことも今回の作品の特色です。

特に、大本営の発表を鵜呑みにし、そのまま撤退を転進と報道するマスコミの姿勢に疑問を持ち始め真実を伝えることが、マスコミの使命と、現実と理想の間で悩む記者を玉木宏が好演しています。
こういう良心は、今のマスコミに是非とも見習って貰いたいものですねw
全体的に淡々と史実に沿って話が進み、戦争映画として戦闘シーンなどを期待して見ると物足りなさを感じるかも知れません。

しかし、この作品の本質は山本五十六の人となりを主に描いた良作であり、多くの人にその姿を通し、敗戦を機に自己批判と反省だけを繰り返し、一番大切なものを否定して来てしまった日本人に、日本人の心とは?
本当に大切なものは何か?
を考えるキッカケとなる作品だと思います。

興味のある方は、ご覧になって見て下さい。

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posted by 豪 at 01:41| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!

私もこの作品は大注目です。
豪さんのご紹介、非常によくわかりました!
是非、映画館に足を運びたいと思います。
山本五十六長官の人物像は勿論、連合艦隊の雄姿も楽しみです!
Posted by lizard at 2011年12月27日 23:24
lizardさん こんにちは!
コメント有難うございます。

いろいろと注文を付ければきりはないのですが、山本五十六という人物について、それなりに良く描かれていたと思いますw

何を期待して見るかで人によって、多少感じ方の違いはあるでしょうが、観ても失敗した。とは思わない出来だったと思いますよw
Posted by 豪 at 2011年12月28日 13:11
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