4人の幼なじみが歩んできた14歳から26歳までの12年間と、ヒロインの初恋の行方を描く純愛ラブストーリー。第50回小学館漫画賞受賞の芦原妃名子の同名コミックを原作に、誰もが経験したことがある恋愛の機微を映し出す。ヒロインを『未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』の松下奈緒、10代の中高生時代を『天然コケッコー』の夏帆が演じる。ヒロインの人生の時間を刻む砂時計をモチーフにした、壮大な時間の旅とドラマに心酔する。(シネマトゥデイ)
評価☆☆
原作が少女漫画だって知りませんでした。また昼の連ドラで放送してたってのも知りません。全く先入観無しで見ましたが、久しぶりになんだかやっちゃったな〜。という映画を見てしまったかもしれない…。
モチーフは良いんです。【砂時計】上の砂が未来。流れている砂が現在。下の砂が過去。それを逆さにすると過去が未来になるってね。このモチーフを使ってどんなストーリーを展開してくれるのか?始めは期待してました。学生時代の杏(夏帆)と大吾(池松壮亮)の前半部分は良かったんですよね。2つの三角関係が錯誤するラブストーリーでさぁ、どうなることやらと楽しみにしてたんです。
でも、まぁ原作物の宿命とでも言うのでしょうか。ホントはもっと細かい心理や伏線が描かれているのしょう。でも10巻に及ぶコミック本を2時間に収めるのは大変な作業でしょう。
今回はそれに失敗してしまった作品。要所だけ継ぎ接ぎしてストーリーが続いているので感情の流れが殆ど読めず、登場人物の思考が分からないので、「何故、そうなる???」の繰り返しです。本来は母親の自殺というトラウマから立ち直る姿を見せたかったのでしょうが後半、時系列が現代に近づくにつれて自己チュー女の妄想話に成り下がりストーリーが完全に破綻してしまいます。
特に過去と現代を交互にする展開はただ、話が複雑になるだけで良くありません。
見る人の目線にもよるかと思いますが、男のボクには自己チュー女の妄想に振り回される大吾が可哀想くらいにしか映りません。
最後に藤村志保がヒットを出しますが内野ゴロで終了。感動の落としどころを完全に失います。
で、この話の重要な鍵を握るアイテムである【砂時計】も上手く使いこなせてません。
「ね。過去が未来になったよ…。」ってただ巨大な砂時計がひっくり返っただけじゃん!
それで良いのか。ホントに???って感じでした。重い内容なのに薄い話。
☆☆は学生時代の夏帆と池松壮亮に捧げます(-з-)
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