弾道ミサイル破壊措置命令を受け、航空自衛隊入間基地(埼玉県)など首都圏4カ所に配備されている空自の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の4個高射隊が27日夜、東京・市谷など展開予定地へ移動した。
一部で交通規制を敷くなどものものしい雰囲気の中、大型特殊車両や護衛車が隊列を組み、夜の首都圏の高速道路を走り抜けた。
首都圏でPAC3が展開するのは、空自市ケ谷基地(東京都)と陸上自衛隊朝霞駐屯地(同)、同習志野演習場(千葉県)。
入間基地からは午後8時過ぎ、レーダー装置や発射機を積んだ深緑色の大型車両、電源車、燃料タンク車、「危」マークが入った小型車など約30台の車列が出た。
基地内の道路脇では約50人の隊員らが並び、敬礼で見送る中、関越道で東京方面に向かった。
習志野演習場には、市民団体「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会」のメンバーが駆けつけた。
吉沢弘志代表は「今後、防衛省などに抗議していきたい」と話した。
朝霞駐屯地には午後9時10分ごろから、入間基地や霞ケ浦駐屯地からの車両が続々と到着。
「開門、開門」と声が飛ぶと、小銃を右手に握る2人の自衛隊員が左手で黒い門を開けた。
十数台が門内に入り、そのまま訓練場の暗い闇の中へと次々に吸い込まれていった。
ーーー朝日新聞より引用ーーー
北朝鮮が人工衛星と称する「テポドン2号」の発射が近づいています。
それに伴い日本政府も迎撃体制を整えつつありますが、こういった状態になると必ずと言って良いほど出現するのが反戦市民団体。
今回もまた懲りもせず、恥ずかしげもなくPAC3が展開される陸上自衛隊同習志野演習場(千葉県)に出没した模様。
このような人達は北朝鮮を相手に話し合いが本気で通じると思っているのでしょうか?
また、日本の国土や領海域に墜落する可能性のあるミサイルと思われる飛翔体に何も手を打たず黙っていろというのですから万が一その飛翔体で自分達の自宅や職場、家族や知人に被害が出ても何も文句は言わないつもりなんでしょうね…。
朝鮮中央通信は31日の論評で、北朝鮮が「人工衛星」と称して発射の準備を進めている長距離弾道ミサイルを日本が迎撃した場合、北朝鮮は「再侵略戦争の砲声」とみなし、「最も強力な軍事的手段によってすべての迎撃手段とその牙城を無慈悲に粉砕する」と警告した。
韓国の聯合ニュースが伝えた。
論評は、日本が北朝鮮の衛星打ち上げをミサイル開発とみていることについて、「相互尊重」をうたった2005年9月の6カ国協議共同声明を認めない立場を宣言し、「6カ国協議のテーブルをひっくり返す行為だ」とけん制した。ーーー時事通信より引用ーーー
北朝鮮とはこういった国です。
普通の思考の持ち主ならば、その主張がいかに高慢で自己中心的であり、話し合いなどで何も解決しないということは理解が出来るはずです。
また拉致問題や六カ国協議での北朝鮮の今までの対応を見ていても、完全に日本を見下しています。
どうせ日本政府には大したことは出来ないとでも考えているのでしょう。
だからこそ、今回の事態にどのような対応をするかが非常に大切な訳です。
この反戦市民団体の望む福田前首相のような「遺憾である」の一言で済ますようでは何も北朝鮮の日本に対する態度は何も変わりません。
今の政府の迎撃体制に異論を唱えるのなら、ただ馬鹿の一つ覚えのように反対、反対というのではなくそれに代わる国民を納得させることの出来る主張をしないと誰も反戦市民団体の言い分には耳も傾けないでしょう。
9条に洗脳されたお花畑の住人の行動は見ていて恥ずかしくなります。
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